整形外科専門医、脊椎外科指導医が「せぼね」と「ひざ」の病気を中心に診療しています。

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病気の話

くすりこばなし(その1)

お薬は、身体の構造やはたらきに影響を及ぼす作用を持ち、有効性に優れ、安全性も確保されています。

また、お薬をお出しする目的は、医師の診断をもとに、症状にかなったお薬を最適な用量・用法で処方して、患者さんの治療や病気予防を行う点にあります。

くすりこばなし第1回目の今回は、お薬の「正しい飲み方・使い方」について簡単にご紹介したいと思います。

内服薬

散剤・顆粒剤・錠剤・カプセル剤について

内服薬は一般的に使用されるお薬で、種類は「散剤(粉薬、顆粒剤)」、「錠剤」、「カプセル剤」、「水薬」があり、簡単に飲める形です。
水薬以外の内服薬はコップ一杯くらいの水か、ぬるま湯で飲みます。
ただし、お茶、牛乳、ジュース、コーヒー等では飲まないでください。思った効果が出ないことがあります。

また、錠剤を噛み砕いたりカプセルを外して飲んだりしても、お薬の効果は十分に得られませんので、このような飲み方は避けてください。

内服薬は、食べ物などの影響を受けることもありますので、指示されたとおりに、お飲みください。

外用薬

坐薬について

お薬を口から飲んだ場合、胃腸障害を起こす、あるいは、お薬が胃液などの消化液で分解されるなどして、効果を発揮できないことがあります。
これらの問題をある程度防止するために、直腸粘膜からお薬を吸収できる形に作られたものが坐薬で、鎮痛剤や下剤などが代表的なお薬です。
坐薬を使用するときは手指を清潔にし、できるだけ排便後、丸く膨らんだ方から肛門に指先で押し込んでください。挿入後は坐薬が出ないよう20〜30分間は運動などを控えてください。挿入しにくい場合は先端を水につけると挿入が楽になります。
なお内服薬ではありませんので、坐薬は口からのんではいけません。


貼付剤(湿布など)・ぬり薬について

「痛み」や「はれ」などを和らげるお薬です。
通常、貼付剤は1日1〜2回、ぬり薬は1日4〜5回くらい患部に使用します。
汗などで皮膚が濡れているときや入浴後は直ちに使用しないで、患部を清潔にふき取ってから使用してください。入浴時は30分くらい前にはがしましょう。
また、副作用として湿疹やかゆみなど、皮膚の異常がみられることがありますので、この場合は使用を止め、医師にご相談ください。
なお、貼付剤・ぬり薬は目の近くや傷ついた皮膚・粘膜には使用しないようにしてください。

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